しぐの黄昏喫茶

いらっしゃいませ。当ブログはイベントの感想などをつらつらと書いてゆく日常ブログとなっております。

#眠らないで夢を見よう の総括

おいっす~しぐです。

 

ラブライブ!スーパースター!! Liella! 3rd LoveLive! Tour ~WE WILL!!~埼玉公演カウントダウン企画『#眠らないで夢を見よう』が無事に終了しました!

 

ご協力いただいた皆様、並びに企画を応援してくださった皆様、見守ってくださった皆様、本当にありがとうございました!!

 

初めての挑戦でしたが、やっている期間はとても楽しく、カウントダウンの残り日数が少なくなるにつれて、ライブに対する気持ちが高まっていくのを感じました。

 

動機

このカウントダウン企画を行った理由は「3rdライブツアーの最後をみんなで楽しく迎えたい」「自分でも千秋楽に向けて何かやりたい」という思いが始まりです。

 

最初は「どうせ自分がやらなくても誰かがやるはず」と考え、やらないつもりでした。そんな中、ある日のスペースでこの思いを某氏に吐露したら「そう思うじゃん?案外誰もやらないんだよ。せっかくならやってみたら?」と背中を押してもらい、そのまま深夜テンションでスペースで企画内容を考え、協力者を集め…気づいたら企画が出来上がっていました。勢いって大事ですね。まさかこうなるとは思ってませんでした()

 

しかしやり始めたらまあこれが楽しいのなんの!!自分の考えてること、協力者に託された思いを形にしていくのがとても楽しかったです。

 

ただ、その中でも反省点があったので、今後の自分のためにメモっておこうと思います。

 

今回の反省点

 

1.準備期間があまりにも短すぎた

ライブを行っている期間にダダ被りしている上に、立案→実行までの期間が約3週間ととても短かったため、協力者の皆さんには1週間で質問に回答して頂くことになってしまいました。そんな中間に合わせてくださった皆さんには本当に頭が上がりません…ありがとうございました…!

 

2.写真と画像

皆さんに回答してもらったものを画像に起こす際のデザイン、今回はだいぶシンプルにまとめましたが、もっと鮮やかなデザインにしたかったなというのが本音です。こればかりは自分の技術不足が露呈したなと反省しています。次回までにもっと改善していければなと思います。

 

また、今回聖地の写真をうさぎさんに撮影してもらい、映像風に編集してもらい、それに文字を加えるという作業をしたのですが、その際にPowerPointを用いて編集を行ったのですが、その際にすでに編集してもらった写真をさらに引き伸ばしてしまったので、一部の写真に違和感が出てしまいました。これも次に活かしたいなと思います。

 

3.聖地被り

写真を撮影するために皆さんにお気に入りの聖地を挙げてもらったのですが、お気に入りの場所が被りました。しかし、せっかく挙げてもらった場所ですからその場所にかける思いを無下にしたくない。しかも「被ったから別の場所挙げてください!」というのは協力してもらってる立場なのにあまりにも失礼すぎると思い、今回の被りに関しては「別の時間に撮影し、昼と夕方の2つの顔を見せる」という手段を取りました。

 

また、単純に撮影までに日がなかったというのも理由です。

 

次回からはあらかじめ候補地をいくつか挙げてもらい、その中から被りが出ないようにこちらで調整するようにしたいと思います。

 

最後に

ここまでご覧くださりありがとうございます。

初めて自分でこの手の企画を行い、まずは無事にやりきることが出来て一安心しています。ちょっとしたトラブルはあったけど…()

 

そしてここまで企画を見守ってくださった皆様には本当に感謝しています。本当にありがとうございました。もし企画を見て、埼玉公演が楽しみになった!と少しでも感じてもらえたのなら、この企画のやった意味が出てきます。

 

 

 

......さて、文面中にまるで次があるかのような書き方をしていました。

まだ情報が出ていないので実際にやるかどうかは不明ですが、もし次のナンバリングライブ、ないしファンミーティングがある際には今回の反省を活かすべく、もう一度カウントダウン企画をやりたいなと考えています。その際には、今回お声をかけられなかった方にもお声掛けさせていただきたいと考えています。

 

 

重ねてにはなりますが、本企画をここまで応援してくださりありがとうございました。また企画を行うことが確定した際には優しく見守ってくださると幸いです!!

変えること、変わること、その先に

おいっす~しぐです。

 

埼玉公演前だし久しぶりに何か書こう!と思って下書きを開いたら、ほぼ完成してたのに投稿されてなかったものを見つけたので、3rdライブ埼玉公演前のこのタイミングで記事を投稿するついでに供養したいと思います。

 

この記事は鈴原希実さんについて語ってるものです。

 

※ここから先、過去のしぐつきが出てきます。要所で配信買ってと言っていますが、現在は買えませんので、ライブの円盤に収録されたら是非見てください。

 

Liella!3rdライブが東京公演まで終了しました。ここまで最高に楽しいライブでしたし、キャストさんのいろんなお話を聞くことが出来てとても面白かったです。

 

今回は2期生として加わった一般公募オーディションを勝ち取った桜小路きな子役の鈴原希実さんについて、千秋楽の前に今、自分の中にある気持ちをメモ程度ですが書き留めていこうと思います。

 

東京公演Day2の一幕

東京公演Day2のMCで鈴原さんは「自分はダメ人間生まれダメ人間育ちで…」と自身の過去を話してくれました。細かい内容はぜひ配信を買って、ご自身の目で、耳で聞いて頂きたいんですが、その話を聞いて最初はすごく戸惑ってしまったんですが、話が進んでいくにつれてすごく前向きな話をしようとしているんだなって感じました。弱い自分と決別するために大勢のいる場であのお話をするのって相当勇気が必要だと思うし、それをやり遂げた鈴原さんは本当に強い方だなと感じます。

 

鈴原さんの話を聞いて

僕は彼女は強い人間だなって最初は感じました。しかし、時間をおいて考えてみるとそうじゃないなと思いました。彼女は元々はそんなに強くなかったんじゃないかなと思ったんです。

 

彼女の自己評価は「ダメ人間」

 

生きている意味もないんじゃないかって考えてしまっていたくらいに自己肯定感が低かった。でも、ここぞという場面で勇気を出して、一歩を踏み出すことが出来たから変われた。今の僕たちが知る鈴原希実さんになれたんじゃないかなと思います。そのきっかけは間違いなくラブライブなんだと思うし、変わることが出来た鈴原さんは本当にすごい子なんだなって尊敬します。

 

非常に強い言葉になりますが、世の中何にも持っていない一般人がほとんどなんです。そもそも元から何かを持っている人間の方が極端に少ないし、何もできない人間が大半だと僕は考えています。でも、そんな自分を変えたいと思っている人も多いはずなんです。鈴原さんもその一人だったはずです。

 

何かを新しく始める事、変える事って簡単なことじゃないんです。始めるときには分からなかった壁がたくさん出てきて、それを理由に「やっぱ難しいからやーめた」で簡単に諦めることだって出来ちゃうんです。それでも必死にあがいたから、情熱があったからこそ、変わることが出来たんだと思います。

 

元々笑顔の作り方すら分からないと言っていた子が、今では笑顔だけじゃなく色んな表情が出来るようになったんですよ!?たくさんの人を幸せにしてるんですよ!?それって目覚ましい成長じゃないですか!?

 

そんな鈴原さんがすごく人間味溢れてて素敵だと思うし、これから彼女がどうなっていくのかとても楽しみなんです。

 

鈴原さんがこれからもステージでたくさんの表情を見せてくれることを楽しみにしていますし、そんな彼女をこれからも見守っていきたいなと思います。

Liella!3rdライブツアー埼玉公演までのカウントダウン企画のお知らせ

おいっす〜しぐです。

 

先日、近いうちに告知があるというツイートをさせて頂きました。

 

 

 

ブログタイトルでお気づきかと思いますが、この度Liella!3rdライブ埼玉公演当日までの10日間に渡るカウントダウン企画を行うことになりました!

 

10日という微妙な日数の理由は「ウィーン・マルガレーテを含めた10人で回っているツアーだから」です。

 

そして、企画を行うにあたり、9人の方々にご協力をお願いしました。突然のお願いにも関わらず快諾していただき、本当にありがとうございます!!企画をやるのが初めてということもあり、個人的にめちゃくちゃ頼れる皆さんにお願いさせていただきました。次やる機会があったら、また別の方々ともやってみたいと思っています!

 

企画概要

今回、ライブ前日までの各日をキャラクターごとに割り振り、各キャラクターにそれぞれ担当をつけてカウントダウンをしていきます。

 

担当の皆さんには

①埼玉公演への想い

②担当キャラクターの好きなところ

③お気に入りの聖地

 

の3点をお伺いしました。

これらはカウントダウンツイートをする際、一緒に掲載しますのでぜひ誰がどのキャラクターの担当なのか、どんな聖地が好きなのかを楽しんでいただきたいです!!

 

また、聖地の写真を撮影するにあたって日頃から仲良くしてくれているうさぎ(@i5lz2r)さんに撮影協力を依頼しました。忙しいのに本当にありがとう!!!

 

開始日について

カウントダウン開始は明日2月22日(水)の18時から!!

#眠らないで夢を見よう をつけてカウントダウンツイートを投稿します!

 

初めてで至らない点もありますが、どうか最後まで温かく見守っていただけると幸いです!!

 

3rdライブツアー千秋楽まであと1週間となりました!

当日までに皆さんと共にLiella!熱を高めていけたらなと思いますのでよろしくお願いします!!

星を結んだ先、9人の新しいsymphony

おいっす~しぐです!

 

ブログはずいぶんご無沙汰しております。

中々筆が進まず、あまり更新できていませんでした。

 

今回は開催から1年を迎えた『ラブライブ!スーパースター!! Liella! First LoveLive! Tour ~Starlines~』の振り返りと、開催目前に控えた『ラブライブ!スーパースター!! Liella! 3rd LoveLive! Tour ~WE WILL!!~』に向けた期待を話していこうかなと思います。

 

久しぶりですがお付き合いいただけるとありがたいです。

 

 

 

星を結ぶStarlines

皆さんご存知のように去年のこの時期は1stツアーであるStarlinesが開催されていました。全10都市20公演(追加公演の発表で最終的に22公演)を彼女たちは最後まで誰1人欠けることなくやり切りました。最初は「1stライブでこれは無謀」と今考えれば杞憂だった不安もありつつ、TVアニメ1期を背負った初めての有観客ライブがどんなものになるのか、期待で胸がいっぱいでした。

 

皆さんはStarlines、いくつの公演参加しましたか?東京だけ!とか、回れる限り回った!など人それぞれでしょう。僕の話ですが、去年の今頃は私生活がバイト先の時短営業や閉店、教習所が全部重なってゴタゴタしていて、あまりお金が無かったので行けたのは大阪公演両日と追加公演1日目の3ヶ所でした。

 

sigtuki.hatenablog.com

当時の僕が書いた感想↑

 

このライブは僕の中で本当に大きなものになり、今でもLiella!=Starlinesと無意識に結びついてしまうくらい印象に残っています。1期生の5人が初めて有観客で開催した単独ライブであったこともあり、生で見た時の力強さがすごかったというか、本当に1公演を大切にしてるんだなって当時の僕は感じました。

 

単にパフォーマンスのレベルが高いだけじゃない。それ以上の”何か”がそこにあったなって思います。初めて大勢の人の前で歌とダンスを披露する中で、様々な壁にぶつかりながらも彼女たちは大きく成長していったと思います。公演を重ねる度に強くなるLiellaが僕は大好きです。

 

Starlinesから1年が経過した今だからこそ感じることが多いです。

キャストさんから当時の裏話を聴いたり、オタクと語ったことでより思い出が深まっていったし、「Starlight Prologue」のアニメ映像から始まり、1stライブからの続きなんだ!となったラブライブ!スーパースター!! Liella! 2nd LoveLive! ~What a Wonderful Dream!!~」や、Starlinesをなぞったアコースティックライブ「MTV Unpluged Presents Lovelive Superstar Liella!」があったからこそ、5人と駆け抜けたあの冬が本当に愛おしく感じるし、鮮明に思い出せるんだろうなと思います。

 

WE WILLの注目ポイント

そんなStarlinesを超えて2ndライブやファンミを行ってきた彼女たち、新たに2期生4人を加えた9人で披露するライブが楽しみで仕方ないです。

 

今回のライブの個人的注目ポイントを4つまとめました。

 

個人的な3rdライブ注目ポイント

・2期生のパフォーマンス

・リエラのうた枠

・既存5人曲の扱い

・ウィーンマルガレーテ参戦!

 

・二期生のパフォーマンス

もう言うまでもありません(じゃあなんで書いた?)

Starlinesの時はステージを見ている側だった人たちが2期生として今度はステージに立つことになる、本当にすごいことだと思います。

 

僕は新しく入った2期生たちのパフォーマンスは9月のリリースイベントで生で見てきました。それを生で見たからこそ、3rdライブに対する期待値が馬鹿上がりしているというか、先輩後輩で作り上げる新しい「Liella!」のパフォーマンスがどんなものになっていくのか。どんな展開が待っているのかとても楽しみです。

 

ちょっと話は逸れますが、この「当日までに気持ちを高める期間」が大好きなんですよね。それが自然と当日までのエネルギーになるというか…。もうチケットが当たった時からライブは始まってるんだなって感じます。

 

・リエラのうた枠

Starlinesでは「リエラのうた」が日替わりで3曲かつ、東京公演までは1人でフルを歌い、それ以降は2番からデュオで披露されてましたが、今回はどうなるんでしょうね?人数が増えたので、最初からデュオ方式で来そうだなって考えてます。(個人的には1期の時のリエラのうたも披露して欲しいよ....特にかのん.....)

 

・既存5人曲の扱い

多分皆さんが1番注目してるとこだと思います(当社比)。

僕は特定のものを除いてカップリング曲は9人で披露すると考えてます。というのも、既に「私のsymphony」はリリースイベントで9人ver.で披露されたんですよね(歌い出しのんちゃんなの泣き散らかしました)

 

ここでカップリング曲のみと考えたのはアニメ1期で5人で披露されたものに関しては9人に変えて欲しくないなっていう個人的な願望も含まれてます。ただ、カップリング曲の中にはライブでの扱いが特殊だった曲がいくつかあるんですよ。それが

GOING UP

1.2.3!

バイバイしちゃえば!?

の3曲です。

この3曲はStarlinesで「5人で披露されなかった曲」です。演出の都合上、全員で披露されなかったこの曲たちは、言うなればフレキシブルに動かせる楽曲だと思うのでもしかしたら披露されるかもしれません。それから

Dancing Heart La-Pa-Pa-Pa!

Dreaming Energy

だから僕らは鳴らすんだ!

も有り得るかなと考えてます。

上記3曲は全員で毎回披露されてますし、固定衣装などが無いのである意味どこにでも突っ込めるんですよね。

 

ただカップリング曲って括りましたけど「瞬きの先へ」「Day1」「Dream Rainbow」の3つは基本的にそれぞれアニメ曲の前後に披露されてるので来るなら1期曲とセット&5人で披露だと考えてます。

 

ただ、1期曲の中でもとある曲はやる可能性高いと考えてます。

 

リリースイベントの幕間映像、2期生のダンスレッスンの様子が映された時に踊っていた「常夏✩サンシャイン」です。

 

そもそもこの曲は4人曲なので2期生の人数とピッタリ合うんですよね.....!(ただこれは1期生の曲なので披露されるかは微妙です。ほんとに個人の希望的観測です)

 

万が一にでも披露されたら僕がその場でデスボ落としてブレード持ち去り放題になっちゃうんでやめて欲しいですね(?)

 

また「What a Wonderful Dream!」も、もしかしたら披露されるかもしれないなと思います。2期が終わり、ラブライブ!で優勝したその先を描く3期だと考えてるので、もしかしたら2期生の衣装付きでやる可能性が...?

 

まぁなんにせよとりあえず「Shooting Voice!!」を披露して欲しいですね!!!!!!!!!(クソデカ大声)

 

とにかく、既存曲がどんな風に取り扱われるのかめちゃくちゃ楽しみです。どれも素晴らしい曲ばかりなので是非とも披露して欲しいなと思います。

 

・ウィーン・マルガレーテ参戦!

ウィーン・マルガレーテ役の結那さんが共に全国を回ることになりましたね。どこかで出てくるとは思ってましたが、まさか全国を共に回ることになるとは...。2期12話でマルガレーテちゃんが結ヶ丘の制服を着ていたこと、留学が中止になったことを考えるに彼女は3期生として迎えられる可能性がありそうですね(ただ劇中だと途中から高校生になってるから2期生の可能性も有り得そうですけど...?)。

 

どちらにせよ、今回ツアーを全公演共に回ることには大きな意味があると思います。それこそマルガレーテちゃんが劇中で言われたであろう「かのんの元で学べ」に近いものがありそうです。

 

結那さんが歌う「Butterfly Wing」「エーデルシュタイン」が生で聴けるのが今から楽しみで仕方ないです。

 

このライブは一般公募期間中の開催であること

今回の3rdライブ、なんとLiella3期生の一般公募選考期間中に開催されるんですよね。なので一般公募を受ける人の中にはもしかしたら「3rdライブを見ながらも選考に残る人」が出てくる可能性があるわけです。

 

普通に恐ろしい話だと思います。

 

だって憧れを目で見ながらも自分はそれになれるかどうかの試験を受けてる訳でしょ?実際のパフォーマンスを見て、自分とLiellaの差に苦しんじゃうと思うんです。けど、それで全然いいと思うんです。

 

最初から完璧な人なんていませんし、逆にそんな人がいたら凄すぎます(採用待ったナシではありますが)。何も受けない自分が無責任に「これはこうだと思うから」とかは言いたくは無いのでこれ以上は止めますが、一般公募を受ける勇気ある人たちを僕は応援しています。

 

総括

ここまでご覧いただき、誠にありがとうございます。いよいよ目前に迫った3rdライブツアーがどんなものになっていくのか、期待で胸がいっぱいです。1期生にとっては3回目のナンバリングライブ、Liella9人、そして2期生にとっては1stライブとなる今回の公演。どの目線からでも見逃せないものです。個人としてはLiella=Starlinesのイメージを大きく塗り替えてくれるものになるといいなと思います!

 

宮城公演初日まで、「楽しみ!」の気持ちをもっともっと大きくしていきたいなと思います!

君だけの夢へ

おいっす〜しぐです。

 

TVアニメ「ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会」2期が終わりましたね。

 

侑の成長が見れたり、栞子の可愛い一面が見れて毎週ニヤニヤしたり、時にはボロボロに泣いたりしながら見ていました。2期を通して、虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会に対する想いが深まった気がします。

 

さて、前置きはこのくらいにしまして…。

 

画像でもしかしたら分かる人もいるかもしれませんが、今回はTVアニメを通して描かれた「高咲侑」というキャラクターについての分析を書いていこうと思います。僕にしては珍しく、割と真面目に書いていくつもりです(今までのが全部ふざけてた訳では無い)

 

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なおこれは、僕なりの「高咲侑」に対する考えをアウトプットするという意味で書かせていただきます。ここに書いてあることはあくまでも僕という一個人の考えに過ぎず、決して正解ではありません。ですが、少しでも理解、共感して頂ける部分がありましたら嬉しいです。

 

以下目次↓↓↓

 

 

まず、このTVアニメ「ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会は様々なキャラクターに焦点が当たりますが、僕はこの物語の主人公は高咲侑だと思っています。そしてこのアニメは高咲侑が1人の夢を持った人間に成長していく物語」だと考えています。

 

 

それを裏付けるものは

1.TVアニメ一期の終わり方

2.2期での彼女の成長

3.13話の侑もスクールアイドルであるという発言

 

主にこの3つです。

 

1期の終わり方

まずはTVアニメ1期の一連の流れとして同好会の各キャラクターの指針を明確にすると共に、高咲侑というキャラクターの確立があります。1期1話ではやりたいことがなかった侑が、同好会の活動を通じて音楽という夢を手に入れる。ざっくり言うとこんなストーリーです。

 

1期の最後では、侑が音楽科転入試験でピアノを弾こうとしてるシーンで終わっています。この後どうなったのかはこの時まだ分かりませんでしたが、ここで重要なのが「夢に向かって歩き始めた事」なんですよね。

 

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同好会のメンバーはそれぞれ心の中に「なりたい自分像」を持っている訳ですが、高咲侑は中盤までそれを持っていなかったんですよね。そして彼女の「音楽がやりたい」という具体的な夢になったのは1期9話だと考えてます。VIVID WORLDの披露で虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会を知らない大勢の人が盛り上がっている、この観客たちの姿を見て「音楽ってこんなにも人を魅了できる素晴らしいものなんだ!」と感じ、本気で夢に向かう決意が出来たのでは無いでしょうか。

 

3話の時点でCHASE!のメロディーを探してた時点である程度ぼんやりとはやりたいと思っていて、具体的に方向が定まったのが9話であると考えてます。

 

2期での彼女の成長

彼女が2期で音楽科に転科してからというもの、これまで音楽に全くと言っていいほど触れてこなかった侑は小テストで赤点を取って歩夢から心配されてます。ミアにもその実力の無さからベイビーちゃん呼ばわりされてました。そんな彼女に与えられた課題が「自分で曲を1つ作る」というものです。

 

1期13話で「夢がここから始まるよ」のイントロまでは作曲している描写がありますが、その先まで作りきったのかは不明です。そういった意味でも高咲侑も夢を追いかける少女であることを証明する為の儀礼が必要です。

 

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2期3話で苦悩の末、彼女は自分自身の曲として「NEO SKY NEO MAP」を完成させ、ピアノで弾いてみせました。あの特殊エンディングは本当に驚きましたが、彼女が自分で作り、自分で全部弾き切ったことにとても感動しました。趣旨はズレますが、同時にこれはこちら側へのメッセージとも捉えられると思います。

 

それから侑を象徴するエピソードとしてもう一つ、2期8話「虹が始まる場所-TOKIMEKI Runners-」が上がります。ここではスクールアイドルフェスティバル最終日、侑が同好会の9人のため、同時にスクールアイドルフェスティバルの大トリを飾る曲としてTOKIMEKI Runnersを完成させるまでの苦悩のエピソードです。この話では、TOKIMEKI Runnersを披露する際に侑が客席後方でピアノを弾き始める事で曲が始まるんですよね。元々は虹ヶ咲3rdライブで矢野妃菜喜さんが「夢がここから始まるよ」のイントロをアリーナ後方からピアノで弾いたというシーンが元ネタだとは思いますが、それを作中8話でやったのは、高咲侑というキャラクターを語る上では逃せないポイントです。

 

ここで挿入歌にTOKIMEKI Runnersを持ってくるのってとても意味があることで、侑もまたトキメキを追いかける1人の人間であることの象徴であり、夢を持った少女であることを示す明確な答えに近いものだと考えています。侑もスクールアイドル同好会のメンバーであることと彼女自身、歌って踊りはしないけど、後述する侑もスクールアイドルであることの証明なんだと思います。

 

13話の侑もスクールアイドルであるという発言

前述の「侑がスクールアイドル同好会の一員である」ということが証明された事で、2期13話の侑もスクールアイドルだよという発言に繋がります。

 

虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会はソロアイドルであり、特定の形や概念に縛られない自由な発想が売りという一面があります。これは侑もまた例外ではありません。スクールアイドルであるという発言で「歌って踊ることがスクールアイドル」となっていますが、侑への「侑ちゃんもスクールアイドルなんだよ」はある種、虹ヶ咲が今まで行ってきたものと同じ、スクールアイドルに対する固定概念を取っ払うための発言です。

 

アイドル

アイドルは、英語の「idol」(偶像、 崇拝される人や物)から転じて、人気者の意となり、現在では「熱狂的なファンを持つ若い歌手、俳優、タレント」などをいう。

(出典:wikipedia)

 

そもそもアイドルという言葉の元の意味は「偶像」で、簡単に訳しちゃうと信仰の対象という意味です。信仰の対象って難しそうに聴こえますよね。でもこれ実際に僕たちの身近にあるもので例えられるんですよ。

 

そう、「推し」です。

 

信仰の意味は「自分にとって究極的な価値や意味をもっている対象と全人格的な関係をもち、その対象に無条件に依存し献身する心的態度をいう」です。

 

この「対象に無条件に依存し献身する心的態度」の部分、推しに貢いだりしてるオタクには思い当たる節がありますね?(ただし無条件にという訳では無いので信憑性に欠けますが)

 

13話で侑宛の楽屋花が届いていて、そこに侑に向けたファンからのメッセージが書かれていましたね。

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これってあの世界に「高咲侑推し」が存在するということなんですよね。侑を推している人がいる、つまり、前述のようにスクールアイドルは特定の形、要は固定概念がないというのであれば、侑もまたスクールアイドルであるといえるのではないでしょうか。

 

また、それとは別の裏付けとして2期13話挿入歌である「Future Parade」にて、侑がステージでピアノを弾いている描写があります。

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これって観客からは多分見えてないと思うんですけど、スクールアイドルの1人としてステージに立ってる事の表れだと思います。

 

侑もTOKIMEKI Runners

8話で披露された「TOKIMEKI Runners」の歌詞は劇中では同好会のメンバーではなく、高咲侑が作詞しています。「TOKIMEKI Runners」自体は虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会の1stアルバムに収録された初めての全員曲、アニガサキですが、この歌詞まで高咲侑が作ったというのが驚きです。また、歌詞をよくよく読んでみると、今までの侑に重なる部分が多く見受けられます。今回は一部を抜粋して紐解いていこうと思います。

 

生まれたのはトキメキ 惹かれたのは輝き

あの日から変わり始めた世界

 

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侑は優木せつ菜という輝きを見て、今まで感じなかったトキメキが生まれました。この日がいうなれば高咲侑のターニングポイントです。ここから侑の日常、彼女の中にある世界が変わり始めていきました。

 

見てるだけじゃ足りない カラダ動かして

できることないか 探してみようよここで

 

スクールアイドルに触れていく中で見ているだけじゃ足りない、自分の中に生まれたキモチを自分自身で表現したい!そういった侑の気持ちを形にできる何かを「虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会」を通して探していく、その結果得た夢は「作曲」の道でした。

 

ここから先は割愛してしまいますが、高咲侑がこの歌詞を考えたんだなって思える言葉がいくつもあるのがこの「TOKIMEKI Runners」の凄いところです。2期8話の最後に映される歌詞ノートで「夢がここから始まるよ」の隣に書かれていたこと、その歌詞は同好会のメンバーカラーで書かれていたのがわかります。

 

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ちゃんとフォントも一行ずつ違うんですよね。この横に描かれているのが侑も夢を追いかける「TOKIMEKI Runners」なんだなと思います。

 

 

高咲侑の「本質」って?

前述した「1期の終わり方」「2期での彼女の成長」「13話の侑もスクールアイドルであるという発言」「侑もTOKIMEKI Runners」の4つの条件を踏まえて改めて高咲侑に対する僕なりの解釈は「高咲侑はアニメ世界の「あなた」の一人で、スクールアイドルからもらったトキメキという気持ちを楽曲と自分の行動で表現できる人間」です。

 

これはすごいこじつけなんですけど、夢がない=無の状態から、夢が生まれて走り出していく=有の状態、この”有の状態”こそがTVアニメを通して作られた高咲侑の「本質」なんじゃないかなと考えています。元々侑の名前ってファン公募で決まったものなんですけど、その由来が各字に存在しています。

 

高:ラブライブ!シリーズ主人公の名前に入っている伝統の「高坂」「高海」からの「高」

咲:虹ヶ咲学園の「咲」

侑:スクスタにおける「あなた」があなた→YOU→侑と変化したもの

 

それぞれの由来が上記のやつなんですが、TVアニメの物語を通して、侑はスクスタの「あなた」の概念から逸脱した1人のキャラクターになりました。それはTVアニメオフィシャルBOOKで語られています。

 

 ”ボクらはファンとしてアイドルに元気をもらっていますが、キャストさんに話を聞くと、やっぱりファンの方にすごく励まされると言います。アイドルってどういう存在だろうと考えると、第13話のようにファンとアイドルがお互いに力をもらい合う、分け与え合うものなんじゃないかと思いました。

 大げさな言い方ですが、ボク自身がアニメを作る理由は、見ている方に希望を与えたいからです。アイドルを応援することで元気をもらい、そこから自分自身が一歩踏み出すことが出来たらステキだね、というアニメを目指しました。TVアニメ虹ヶ咲で侑やスクールアイドルたちの姿を見て、本当に何でもいいので、何か新しいことを始めてもらえたらうれしいですね。結果的に侑は音楽を始めたことで視聴者の皆さんと同一ではなくなりましたが、TVアニメを見ているみなさんもまた、自分ならではの一歩を踏み出している――。そうやって侑と一緒に成長していけたら、ステキだなと思っています”

(出典:ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 TVアニメオフィシャルBOOK 95P 河村智之監督インタビューより)   

 

侑というキャラクターが最初どういうものか曖昧にされていたからこそ、TVアニメを通してリアルタイムに成長していく高咲侑が見れたのかなと思います。

 

侑が向ける「あなた」たちへのメッセージ

メタ的な話ですが、侑からこちら側に向けられるものって幾つもあって、それは侑というキャラクターの元々のモチーフがこちら側の人間のトレースである「あなた」だったからなんですよね。だからこそ「あなた」という存在のひとつの可能性でもあるんじゃないかなと強く思います。無数に存在する「あなた」という人物の物語の形のひとつが高咲侑という概念であり存在だと認識しています。

 

TVアニメ2期ではこちら側へのメッセージが要所にあり、一番わかりやすいのは2期13話の最後のセリフである「次はあなたの番!」です。

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このTVアニメの物語自体が侑たちスクールアイドル同好会の活動ドキュメントであり、成長記録なんですよね。侑の場合は「夢を見つけて走り出していく物語」であり、それを全て見た上での「次はあなたの番!」という締め方には拍手喝采、ストーリー構成が上手すぎて言葉になりませんでした。

 

また、ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会3rd Live! School Idol Festival~夢の始まり~」のアンコール幕間映像においても、似たようなメッセージが流れていました。

 

「夢を追いかけている人を応援したい。応援すると楽しい。もっともっと応援したい!そんな風に思っていたら、いつの間にか、私の中にも夢が生まれてました!今はまだ小さな夢を大事に育てていきたい。その夢を抱いてもっともっと毎日ときめいていたい!私と同じ、スクールアイドルが大好きでたまらない”あなた”もときめいていこう、一緒に!!」

by 高咲侑

 

これが一番最初の明確なメッセージです。

 

話が脱線しますが、あくまでも僕の妄想ですが「Hurray Hurray」って作曲したのは高咲侑だと思うんですよね。明確な裏付けが難しいのですが、この曲が出た2021年当時は「同好会のメンバーが夢に向かって歩き出した侑を応援する曲」だと思ってました。今でもここは変わらないと思っています。しかし、2期13話の侑の「次はあなたの番!」の言葉のように、夢を追いかけ続ける侑からこちら側へのメッセージでもあるんじゃないかって思うんですよね。

 

最後に

さて、つまらない文章だったとは思いますが、ここまで読んでいただきありがとうございます!!

 

アニガサキの様々なシーンを元に、僕の思う「高咲侑」を書かせていただきました。

 

多分皆さんが思い描いていた高咲侑の記事とはかけ離れた内容になっていたと思います。あのシーンのこの場面は彼女こういう考えで〜とかでは無いもの、あくまでアニガサキ全体を見て、僕が感じた高咲侑を語りまくってるみたいになっています。また、僕は残念ながらスクスタリタイア組(ゲーム苦手で30章で止まってしまった)なので、「あなた」というワードには触れつつも、高咲侑とスクスタのあなたの違いにはあえて触れていませんでした。そういった意味では皆さんの求めてた考察記事ではなかったと思います。

 

それでも今の彼女に対する気持ちを誰かに伝えたい!色んな人と「高咲侑」を共有したいと思い、今回の記事を書くに至りました。

 

高咲侑という少女は何も持たない、ただの普通の女子高生として生まれました。そこから優木せつ菜に触れ、スクールアイドルを知り、その時感じた「ときめき」から彼女の夢は始まっていきました。2期12話で作曲コンクールへの参加を決意、自分の夢をこれからの夢を叶えるための道に進みました。

 

彼女を紐解くにあたり、TVアニメオフィシャルBOOKやRainbow Daysを読み返しました。その中で、彼女を表す言葉を見つけました。TVアニメオフィシャルBOOKの帯に書いてある

 

「"ときめき"から夢は始まる!」

 

 

 

 

 

 

 

....もうまんま高咲侑じゃんこれ!!!!!

 

また、このTVアニメ「ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会」って、ラブライブとは銘打ってますが、作中でラブライブには出ていないんですよね。

 

作中の侑たちが加入する前の旧同好会時代にせつ菜たちはラブライブを目指してスクールアイドル活動をしていたわけですが、もしも1期3話で侑が「だったらラブライブなんか出なくていい!」と発言しなかったら、そもそもスクールアイドルフェスティバルが生まれることがなかったと思うんです。

 

スクールアイドルフェスティバルがないってことはランジュやミア、栞子がスクールアイドル同好会に入ることもなかった。このTVアニメの物語自体が無かったことになっちゃうと思うんです。

 

だからこそ、高咲侑と一緒に駆け抜けたTVアニメが大好きだし、この物語を大事にしていきたいなって思います。

 

 

これ以上長くなってもあれなので、最後に一言載せて文章を締めさせていただきたいと思います。

 

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「行こう、明日へ!!」

 

 

 

あとがき

この記事を投稿するにあたって、5thが当たってからどこかで投稿しようとしていましたがColorful Dreams Colorful Smiles公演が最後の抽選にもつれ込んでもひとつも当たらず、Next TOKIMEKI公演の二次抽選でようやくチケットを手に出来ました。このタイミングでの投稿はそういう意味ですって事だけ書かせてください。待ちに待った5thライブ、最高に楽しんで、心がトキメキで溢れるものにしましょう!!

Liella!が染める夢〜デビューシングル「始まりは君の空」リリース1周年〜

おいっす~しぐです。

 

Liellaがデビューシングル「始まりは君の空」をリリースしてから1年が経ちました。

1年前の私たちはきっと、Liellaが1stツアーを行うなんて考えてないし、ましてやテレビアニメ1期が終わっているなんて考えもしなかったでしょう。1年前の自分たちが今を見たらどんな風に思うんですかね()

 

そんな私たちがこの1年、Liellaを通してみてきたものは数多くあり、上げだしたらキリがないと思います。全国各地を回ったり、新しい夢が始まったり、推しキャラ推しキャストがたくさん増えたり……僕はほぼ箱推しに近い状態にあります。

 

ヒトリダケナンテエラベナイヨー!

 

そんな風に叫びたくなる人が多いのも無理はありませんね(別のネタ持ってくるな)

 

そのくらいLiellaには魅力的なキャラクターが非常に多いです。

 

 

 

・それぞれにある魅力

特に私の推しで語らせて頂くならば、澁谷かのんと嵐千砂都は今までに類を見ないキャラクターです。

 

かのんは幼少期から歌の才能に恵まれたが、あがり症が原因となり人前で歌えなくなった。しかし可可や千砂都の協力もあり、再び人前で歌えるようになった。

 

千砂都は幼少期からいじめられていた気弱な女の子だったが、かのんに助けられてからは「かのんにできないことをできるようになる」という目標のもと、ダンスを始めて地区大会で優勝するほどまでに成長した。

 

他にも多くの成長がありましたが、アニメではこういった「ラブライブ優勝を本気で志す前」というか、言うなれば”覚醒前”のLiellaが描かれたわけです。

 

次にキャストはどうか、個人的に熱い伊達さゆりさんと岬なこさんを例に上げさせて頂きます(やはりなこなんだよな)

 

伊達さゆりさんは一般公募から選ばれた人であり、その前までは普通に高校生活を送っていたいわば”歌うことが好きな一般人”でした。しかし、このオーディションに合格し、ラブライブ声優の道を歩み始めてから目覚ましい成長を遂げた人物の一人です。今ではLiellaというグループを引っ張るリーダーを立派に勤めています。

 

岬なこさんは他メンバーと同様に「ラブライブ!」に対して強い思い入れがあり、今回のオーディションに落ちたら実家に帰るとまで言っていました。そして彼女はオーディションを見事ものにして晴れてラブライブ声優の仲間入り。得意のダンスやその愛らしい声と関西弁で多くの人を虜にしています。実際私も沼りました。

( ◜ᴗ◝)なこまじで可愛い。

 

・Liellaの軸

僕はAqoursや虹ヶ咲を最初から追っていたわけではないし、プロジェクト始動時である最初期から追いかけた経験がLiella以外は一度もないです。その為、残念ながら他グループがどうだったかまではわかりません。しかし今、彼女たちを追いかけている自分の言葉としていうならLiellaは本当に「ラブライブを目指すスクールアイドルそのものだな」と感じます。ここではTVアニメにも触れます。

 

TVアニメにおけるLiellaのテーマは「はじまれ!新しい私―」

 

ラブライブ無印のテーマであった「みんなで叶える物語」や、サンシャインの「助けてラブライブ!、虹ヶ咲の「届け(響け)、トキメキ!」とは似て非なるものです。

 

そしてこの他に、Aqoursなら「輝き」、虹ヶ咲なら「トキメキ」など、シリーズ固有のキーワードが存在します。今回のスーパースターは「夢」と「星」がキーワードだと考えています。

これは一般公募オーディションが行われたことや、「私を叶える物語」というテーマからも読み取れるものです。

 

伊達さゆりさんが特にわかりやすく、ついこの間までどこにでもいる高校生だった子が、いきなりラブライブ声優になり、一人のプロとしてステージに立つ。夢だった「ラブライブに出る」という目標を叶えてそのラブライブにおける自身の象徴である「澁谷かのん」を背負ってステージに立つ

 

その姿はまさに「私を叶える物語」そのものと感じられますし、同時に強い憧れを抱いてしまいます。

 

・夢を見るから、夢に寄り添う

さて、彼女たちLiellaは「夢」がキーワードという話をしましたが、歌詞にもそれを強く感じられます。様々ある楽曲の中でも、「夢」というワードが多く登場しているのが「START!True dreams!!」、「私のsymphony」だと思っています。そしてそこに書かれている言葉はどれをとってもLiellaのこれまで、そしてこれからを書いているんだろうなと強く感じます。

 

前述した2曲に加え、いくつかピックアップして自分の好きな歌詞について書きます。

 

本当の夢は止まらないんだね!

いま心が駆け出すんだ!

【START!True dreams!!/Liella】

 

本当の夢は止まらない、まさしくその通りです。

他シリーズの先輩方を見ていてもわかるように、一つ夢が叶えばそこからまた新たな夢、やりたいことが続いていく。夢と夢が惹かれ合うのです。

 

 なんでも出来そうなあの子も

いつも笑い絶やさないあの子も

迷いながら 戸惑いながら

きっと 夢を見てる

【私のsymphony/Liella】

 

夢とは時に人生すら左右するものです。どんな夢を持つか、そこに向かってどう行動するか。それだけで自分の将来は変わります。夢と言っても「将来〇〇になりたい!」とか「〇〇が出来るようになりたい!」とかだけではありません。日常の些細な願いやこの後やりたいことでも、どんなものであっても自分の願いであればそれは夢なんです。

 

そしてLiellaはその夢に誰よりも寄り添う存在です。

自分たちが夢をたくさん見て、それをいっぱい叶えてきた。だからこそ、自分たちが色んな人の夢に寄り添えるような存在でありたい。それを自分たちの活動を通して伝えていますし、それを体現した曲「Shooting Voice!」もあります。

 

今夜キミに届け!

キラキラのshooting voice!飛ばすよ

想い乗せて

【shooting voice!!/Liella】

 

どんなに離れていても繋がれる。

1stライブツアーを通して各地へ赴き、ライブを行っていく中で僕達ファンとLiellaが気づいたことです。現代は便利なもので、SNSがあります。このスマホ1つあればどこにいようと基本的には連絡が取れます。そんな時代の進化と共にライブも進化してきました。新型コロナが流行している現在、ライブには当たり前のように「有料生配信」があります。一昔前ではライブが家で手軽に見れるなんて考えもしなかったでしょう。そしてこんな世の中になってしまったからこそ、どんなことも"当たり前では無くなってしまった"。そんな中でも必死に自分に向き合う人たちを支えたい。頑張っている人のそばに寄り添いたいという思いが伝わってくる曲です。

 

各楽曲に込められたメッセージはそれぞれ「夢を見る人に対して、ないし夢をみているキャラクターに対して」向けられていることが多いです。キャストが一般人であった点と「夢を持ってオーディションを受けていた」この二点があるからこそ、こうしたメッセージが込められているのではないかと考えます。

 

ラブライブ!スーパースター!!としての挑戦

Liellaが1年で出したCDの数は他のラブライブ!シリーズに比べても数が多いです。しかも1つのCDにつき2形態あるので2つずつ増えていきました。

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TVアニメを放送していたとはいえこれだけCD出すことあります???さすがに多くない???

 

さらに言えばここに劇伴やりえらの歌、Hot Passionが含まれるので合計16枚です。全巻購入特典やBluRayの特典も含めると27枚、イカれてます(全巻購入特典と劇伴、りえらの歌以外は基本全部買ってる自分も相当イカれてますが)

 

そしてTVアニメ2期も始まるとなるとop、ed込みでさらに8枚増えることになると思われるのでまだ増えます。普通にビビってます。

 

何故ここまでイベントもCDリリースもハイペースなのかを僕なりに考えてみたのですが、もしかするとラブライブ!スーパースター!!は

 

「実際のスクールアイドルと同じ3年間でどこまでいけるのか」ということの挑戦

 

では無いかと考えています。

新型コロナで出た損失の補填にしてはハイペースすぎるし、キャストへの印税で給料賄う(夢のない話すな)(そもそもCDの印税キャストに入るのか?)とか色々考えましたが、この結論に至りました。

 

2年目も既にファンミやTVアニメ2期が決まっていますし、このまま順調に行けばTVアニメ2期を背負った3rdライブも始まるでしょう。何処か生き急いでいると言ってはあれですが、なにかに追われているように思います。

 

そしてキャストさんのMCも先を見据えた発言が多いことから、もしかするともう終わりまで見えているのではないかなと考えてしまうのです。

 

もし終わりが決まっているとしたら、その時まで全力で駆け抜けて欲しいし、僕も全力で追いかけたいなと強く思うわけです。

 

・最後に

まとまりきらない文章を殴り書きしたようなこのブログを読んで頂きありがとうございました。実はこのブログ、4月のタグ企画に向けて書いていたものでした。しかし諸事情(中学の同級生と深夜カラオケに行ってしまった)があり、ブログが間に合いませんでした。完全にやらかしましたね()

 

しかし結果として、Liellaデビュー1周年にこの記事を出せてよかったなと思います。

 

この1年を通して、Liellaは僕たちの想像以上に大きな進化、成長を遂げました。そもそも1年で1stライブツアーで22公演やるなんて思わないし、ましてや2ndライブまでやるなんて想定外すぎます。しかもTVアニメももう1期終わってるとか誰も予想つかないんですよ。そしてこの先にはシリーズ初のアコースティックライブや、Liella初のファンミーティングに加え、TVアニメ2期が待ってるなんてもうオタクキャパシティないですって。

 

それにあんだけライブ数こなせばそりゃ嫌でも成長しますわ()

 

しかし、普通の人はこの数をやりきれなかったと思います。ほかでもないLiellaのあの5人だったからこそ、誰一人欠けることなくツアーを終えられたし、ここまでこれたのではないかなと思います。

 

余談ですが、このブログが投稿される4月7日に「始まりは君の空」の聖地である「Shibuya SKY」さんに行ってきました。Liellaの始まりの地であるこの場所に、1周年の日に来られてよかったなと感じます。すごく景色が良いので、皆さんも是非ご友人と一緒に行ってみてはいかがでしょうか?もちろん1人でも十分に楽しめます!!(僕はど平日に行ったのでもちろん一人で行きました)

 

Going the way 

明日は何色に染まってゆくのだろう

果てしない希望が溢れ出す

(Liella!:Stalight Prologue)

 

彼女たちが変えていく明日にはどんな色が溢れているのか、彼女たちは夢を何色に染めるのか。

これからも彼女たちが染めていく世界を見ていきたいなと思います。

 

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君ときらめきを描くよ、ずっと。

耳を澄ませて〜Starlinesを通して〜

おいっす〜しぐです。

 

さて、今回は先日行われたラブライブ!スーパースター!! Liella!1st Lovelive tour〜starlines〜」の宮城公演と東京追加公演までについてのお話です。基本的には感想と思ってもらえれば大丈夫です。

 

 

ここでは様々なライブに触れますが、基本的にはLiellaのことをお話します。

 

 

 

・駆け抜けてきた10都市20公演

皆さんご存知の通り、このライブでは群馬を皮切りとして東京大阪等の計10都市で2Days、全20公演を行うというものです。

 

この発表がされた時、皆さんはどんな風に思ったでしょうか。素直に喜んだ人も多かった事でしょう。

 

でも僕ははっきり言って「ふざけてるのか」と思いました。

 

なぜなら彼女たちはまだ始まったばかりなのですよ?1年どころかデビューシングルリリースから半年経つか経たないかくらいで発表されたこの情報、そしてアニメも始まったばかり。さすがにこれは無茶がすぎると心の底から思ってました。絶対どっかでなにか事件が起こる、起きる気しかしない。そんな不安を抱えながら。

 

もちろん僕自身、Liellaには興味津々でデビューシングルの「始まりは君の空」はみんなで叶える物語盤、私を叶える物語盤の両方とも買いました。リリイベだってちゃんと見ましたし、そこで魅せてくれた圧倒的な完成度は1年目のグループとは考えられないほどに高かったです。

 

しかしそれとこれとは話が違います。

 

何度でも言うようにまだ彼女たちは1年目、しかもメンバーの中には一般公募で選ばれた当時18歳の子がいる。そんな中でいきなり10月末から毎週ライブをする、しかもそれを約2ヶ月半ぶっ通しで。さすがに鬼の所業ですし、まずそれをやりきるまでにメンタルや体力が持つかの不安が最初によぎりました(どの目線から話してんだって話なんすけども)。しかしこの後、その不安は少しだけ杞憂だったなと思わされることがありました。

 

・1stツアー大阪公演

そうこう言ってる間に始まった1stツアー、僕は幸運な事に大阪公演のチケットを両日分握っていたので何とか生のパフォーマンスを見る機会を得ました。そして群馬公演からこの大阪公演まで自分の中であることを決めていました。それは「事前のネタバレを避けること」です。

 

僕、実はあまりネタバレされるの好きじゃないんですよ(時と場合と物によったりしますが基本は嫌いです)。何故かと言うとその情報を得たファーストインプレッションを大事にしてるから。どんな曲を歌うのか、どういう構成なのか、どんな風に彼女たちが踊るのかを初見の反応で知りたいという欲が強めなんですね。

 

当然このLiella1stでも同じように初見の反応で見たいという欲がありました。しかし大阪公演まで結構期間があるのでどう足掻いてもネタバレ回避の術が限られました。なのでTwitterからログアウトするという手法を取りました。ちょこちょこログインしてましたが、その時もなるべくTLを見ないようにしてました。結果9割ほど情報をシャットアウトした状態で臨めたのであれはやって良かったなと思います。こういうツアーの時、けっこうこの方法オススメです。

 

そして迎えた大阪公演初日

この日僕は2つの意味で終わりを迎える事となります(もちろんいい意味で)

 

一つ目は座席です。公演2日前に解禁されるこの情報でまずたまげ散らかしました。豪運の星に恵まれたのか、はたまたなにかのイタズラなのか。2列目を引きました。しかもこのツアーでの2列目って実は2列目じゃないんですよ。会場の都合上、カメラを前に入れると道が狭くなるため1列目が削れていることが多いです。この大阪公演の会場であるオリックス劇場も例に漏れず1列目が削れていました。つまり2列目が1列目なわけです。

 

......ん?2列目が1列目?それ最前じゃね?

 

そう思ったあなた、あなたは将来有望です。

 

そう、こともあろうに1stライブ、しかも自分が初めて見る瞬間の座席が最前席になったのです。やってんなお前!!!

 

そしてライブの中のとある1曲、これが2つ目です。

 

その曲の名前は「私のsymphony」

これは「始まりは君の空」の私を叶える物語盤に収録されていたカップリング曲です。が、ラブライブ!スーパースター!!アニメ11話にて、主人公である澁谷かのんがこの曲を独唱で披露しています。

 

 

当時僕はこれ来たらやばいって何回も友人に言ってました(彼は岡山公演に参加したので答えを知ってる)。こんなのやられたらもう涙腺終わるし頭がやばくなるって.....来ました。歌いました。

 

澁谷かのん役として大勢の前に立ち、「私のsymphony」を堂々と歌い上げる伊達さゆりさんの姿はまさに澁谷かのんそのものであり、ラブライブ!が掲げる強みであるシンクロが最大火力で脳天と涙腺を突き刺しました。何よりシンクロだけではなく、このスーパースターの始まりを知っているからこそ伊達さゆりさんが歩んできた道のりや、始まりはみんなの空で流れたオーディション映像等のことが蘇り、ボロボロになりながら彼女の歌を浴びてました。

 

夢への羽を掴み、こうしてステージに立ち大勢のファンと時を共有している。そんな彼女の姿に勇気をもらいました。

 

・前を往く先輩達とのステージ

そこからしばらく時は立ち、2021年大晦日

この日はラブライブ!シリーズとして2回目となる年越しカウントダウンライブが開催されました。このライブはラブライブ!フェス以来となるシリーズ合同のライブで、会場がぴあアリーナMMと合同ライブにはキャパ的に足りない場所でのライブでした。そんな背景もあり、このライブのチケット争奪戦は熾烈を極めました。

 

有難いことに現地参加が決まり、ワクワクしながら迎えた当日。座席に着きしばらく友人と準備がてら談笑していると聞き覚えしかない曲が。突如としてTVアニメ ラブライブ!1期op僕らは今のなかでが会場全体で流れ出したのです。これには会場ももちろんですが僕と友人も驚きのあまり大きな声が出ました。全く予想もしていなかった曲が流れた上にμ’sの楽曲、フェスの時とは違い今回彼女たちはいません。が、彼女たちが繋いだラブライブ!を今まさに繋ぎ続けている者たちの合同ライブ。μ’sの姿はなくとも、これはラブライブ!なんだ、スクールアイドルの物語なんだって事を肌で感じました。それを裏付けるかのように、フェスの時には流れなかったSUNNY DAY SONGが流れ、開演前からオタクの心をズタボロにしていきました。

 

そして開演一発目、皆がAqoursが来るか虹ヶ咲かなど様々な予想を立てていた中ステージに現れた5人は大きなパーカーを纏ってきました。そう、1曲目はLiellaの「始まりは君の空」からだったのです。

 

開演一発目これ持ってくるのは反則でしょ!!しかもサニソン流したあとで!

 

スクールアイドル全員の歌であるSUNNY DAY SONGμ’s達が繋いだラブライブ!を、現在最も新しいスクールアイドルであるLiellaが一発目に歌うことで「スクールアイドルの輪は続いている」ことを象徴するというエモエモのエモという言葉しか出なくなる構成だったのです。

 

・仙台公演Day2

配信で見ており大まかな構成は変わらないので抜粋しますが、やはり多くの人が印象に残ってるのはこの日のアンコールだと思います。

 

制服姿の映像がうつされた後、ステージのセンターにスポットライトが当たります。そして奥から現れた一人の人影、そしてその影の中にはかのんちゃんの象徴の一つであるギターが。

 

あ!?ギター!?

 

思わず「えぇぇぇぇ」と反射的に叫んでしまうほど衝撃でした。抑えるとかの域を超えてました。そして彼女が弾き始めたのは、劇中で澁谷かのんが初めて作曲した「Tiny stars」

 

「駆け抜けるshooting star」の歌詞の後にまた一人ステージに現れ「追いかけて星になる」と言葉を紡ぎ、二人で歌い始めたのです。

 

口開いたまんまで普通に固まりましたね。

あれだけいっぱいパフォーマンスしてくれたのにギターまでやってくれるのかって。どこまでもキャラクターを追い求めるのかと。

 

そして歌い終えた後のMCでさゆりちゃんが言っていた「楽しく練習出来た」「自分が辛い時、このギターが助けてくれたんです」って言葉、すごくハッとさせられたんですよね。

 

私事で恐縮ですが、自分は作曲をしたくてその前段階としてピアノを練習しています。しかし最近上手く言ってなくて....。

 

大学にバイト、特にバイトが忙しくて中々時間が取れずに先に進めない。夢への不安と焦りが募り、「やりたい」から「やらなきゃ」に思考が変わっていき、手を出しにくい状況まで自分を追い込んでいました。時間が無いを言い訳にしたくないけど中々先に進むことも出来ない。負の連鎖に入ってました。そんな中でこの言葉を聞いた時に「始まりの気持ちはこれだったな」「こないだまで練習してた時はめちゃくちゃ楽しくやれてたな」って思い出したんです。

 

好きなことを仕事にすると続かないっていうのはこういった感覚なんだろうなとも思いました。納得です。

 

大切なことを思い出させてくれたさゆりちゃんには感謝しかありません。ありがとう、さゆりちゃん、かのんちゃん。

 

・全てを回り終えたあとの「新しい始まり」

そして10都市20公演を回り終えた後の追加公演、僕はDay1に参加することになりました。各地を巡って成長したLiellaの姿を見れることに嬉しさを覚えましたし、この追加公演で聴き納めの曲もいくつもありますから全力で楽しむぞって意気込んでました。

 

そういう背景もあり、もうMain theme of Lovelive Superstar!!が流れ始めてから泣いてしまって....w

 

今まで回ってきた10箇所の星が現れて再び東京に結集する演出は本当にくるものがあって、かつステージ装飾にある星が各地の星が現れる度に光ってたのも「ここまで走ってきたんだぞ」っていうある種Liellaの軌跡を辿ってたようで感動しました。毎公演ごとに変わってたあそこの演出、本当に大好きなんですよね。

 

そこからは各曲全部を脳裏に焼き付けるかのように集中して聴いてました。普段こんな風にライブを見たりしなかったのもあって少し新鮮な気持ちで見れました(まぁhot passionと常夏✩サンシャインはぶち上がりまくってたんですけどね!!!!!)

 

そして個人的に注目していたリエラの歌、なんとprimarydepartureが流れましたね。正直primaryは予想出来たけど、departureはさすがに来ねぇだろwとかタカくくってたのであの映像流れた瞬間に目ん玉ひんむいてました。あの曲はもうボロッボロに泣きすぎてほぼ記憶ないです....こんなにライブでガチ泣きしたの久しぶりでした。

 

アンコールの時に流れるプロジェクトヒストリー、その後に流れる各地を巡るビデオが流れますが、あそこが今回ツアーfinalのティザーから取られてたのも良かったですね。10都市20公演を回り終えた上での追加公演で今までの軌跡を辿ってくれたのでまた違う視点で見ることが出来ました。ティザーには無かった仙台まで入れてきて、ギターが映された瞬間に会場がどよめいたのは当然の反応と言えるでしょう(小声で「う"わ"っ....」となりました)

 

その後に映ったLiellaが纏っていた衣装は「始まりは君の空」、全10都市20公演とカウントダウンライブ、今までのどれとも違うくらいに成長したLiellaが踊る「始まりは君の空」は力強さと新しい夢へ向かっていくんだ!という決意が感じられる一曲でした。その次に「Dreaming Energy」が来た時はもう思わずガッツポーズしちゃいました。まじで聴きたかった。

 

・みんなに寄り添うスクールアイドル

さて、僕が一番話したい本題はここから

MCでさゆりちゃんが3月までを結構先と言ってこのツアーで一番感覚が狂ったのはいこの子じゃんと色々ありましたが、ペイちゃんが離れててもそばに居る、寄り添っていくような存在でありたいという旨の発言に「おっ、伏線か?」なんて呑気に連番者に声をかけた僕へ

 

お前ふざけんなよ!!そんなこと言うからほんとにやばい曲来ちゃったじゃんかよ!!

 

 

Liellaが「それでは聴いてください。"shooting voice!!"」って言った瞬間の会場のどよめきはやばかったです。そりゃ願望はあっても本当にやる確証がない曲が来たらその反応しますわ。「しゅ」って聴こえた瞬間に全部分かってガチもんの「うわっ!?」って叫びをすぐに手で抑えたもん。あの時誰よりも反応早かった自信あるよ。

 

カウントダウンライブで披露してから僅か2週間でこの曲が聴けるなんて思わなかったし、それ以上にこの追加公演という場所で披露する意味を理解してずっと聴きいりながら思考しまくってました。

 

僕が考えた意味は「このツアーで全国を周り、Liellaをどんなグループにしていきたいのかを見つけたんじゃないか。それがみんなに寄り添うグループという考えであり、それを歌詞に盛り込んだshooting voice!!を歌ったのではないか」というもの。そして全国を周り、たくさんの思いをそれぞれの街で残してきた「この街でいまキミと」をやらなかったのは一度東京でやってるからであり、だから本来このツアーに存在しない追加公演ではやらないという選択肢を取ったのではないかと思いました。

 

ここまで想定してこの曲が作られたとしたら本当に恐ろしすぎます。どこまでも想像を超えてくる運営陣やばいですね。

 

とか言っといてそこまで考えてなかったとかだったら逆に笑っちゃいますけどねw

 

余談ですが僕、無限にshooting voice大好きオタクなので終演後のツイートがshooting voiceのことばっかになってましたw翌朝にTwitter見直して「お前なんでこんなにツイートしてんの!?」ってなるくらい。なんかトランス状態になってましたね。

 

そのくらい嬉しかったし、もう一度生で聴けてよかったなって心から思います。

 

そしてDay2ではこの1stライブの本当の締めということで「Live with a smile!」が披露されました。これもやってくれるとは思わず、配信だったのでお家でたまげ散らかしてました。

 

これ、ラスサビ前の「最初に見た光」の振りがカウントダウンの時には伊波さん、大西さん、さゆりちゃんがそれぞれセンタースクリーンに映し出された「LoveLive!」の文字を見つめている構図でしたが、今回はさゆりちゃんが客席に向かって両手を伸ばす構図に変わっていて、「自分たちの最初に見た光はこの客席からであり、無観客から始まった自分たちがステージで最初に見たのもこのペンライトの光の海なんだ」ってことを証明していたんじゃないかなと感じました。

 

この1stライブツアーを締めくくりに相応しい一曲でしたね。 

 

・「Liella」が繋ぐ"素晴らしい夢"

さて、ここまで彼女たちは10都市22公演という莫大な公演数を一年どころか半年でやってのけたわけですが、そんな彼女たちが繋ぐ新しい夢ってなんなんですかね。

 

さゆりちゃんが追加公演Day2のStarlight Prologueが始まる時に言っていた「私たちの新しい夢を探してください」って言葉が痛いほど頭から離れていません。

 

でも、実はこれを見つけるのもまた今後のテーマだったりするんだろうなって思います。このStarlinesでは「Liellaをどんなグループにしていきたいかを探すための旅」で、彼女たちは無事に「みんなに寄り添うグループ」という答えを見つけたわけです。そしてアニメ作中、Liellaは「ラブライブ!優勝」という夢を掲げたわけですが、現実の、3次元のLiellaはそういった夢がまだ具体的にはされていません。Aqours「沼津の魅力を世界に伝えたい」、虹ヶ咲は「虹ヶ咲にしか出来ないことをしていく」と各々掲げている中、まだ始まったばかりのLiellaにはそれが無いように思えます

 

恐らくですがこれを探すための次の旅が2ndライブツアーであり、タイトルにもなっている「What a Wonderful dream!!」なんだろうなと思います。

 

直訳すると「なんて素晴らしい夢!!」って意味なんですけど、このStarlinesで彼女たちが掴みたい夢のカケラは見つけたと思うわけです。でも「その夢を星の形にはまだ出来ていない」んですよね。これから彼女たちがどんな風にこれを星にしていくのか楽しみでなりません。

 

・総括

ここまで沢山駄文を並べてきました。ここまでご覧くださり誠にありがとうございます。

 

約2ヶ月半という長い期間を通してStarlinesというプロローグを繋いでくれたLiellaはこれが自分たちだ!と言わんばかりに全力で駆け抜けていきました。そしてその一部になれたことが本当に嬉しかったし、沢山勇気と学びを貰うことが出来ました。ここからがLiellaの本当のStartlineであり、これからどんなキラメキを繋いでいってくれるのかという期待で胸が膨らんでいます。僕なりにではありますが、今後もLiellaを見守っていけたらなと思います!

 

ありがとう、Starlines。ありがとう、Liella!

 

END