しぐの黄昏部屋

思ったことやイベントの感想などをつらつらと書いてゆく日常ブログです

君だけの夢へ

おいっす〜しぐです。

 

TVアニメ「ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会」2期が終わりましたね。

 

侑の成長が見れたり、栞子の可愛い一面が見れて毎週ニヤニヤしたり、時にはボロボロに泣いたりしながら見ていました。2期を通して、虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会に対する想いが深まった気がします。

 

さて、前置きはこのくらいにしまして…。

 

画像でもしかしたら分かる人もいるかもしれませんが、今回はTVアニメを通して描かれた「高咲侑」というキャラクターについての分析を書いていこうと思います。僕にしては珍しく、割と真面目に書いていくつもりです(今までのが全部ふざけてた訳では無い)

 

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なおこれは、僕なりの「高咲侑」に対する考えをアウトプットするという意味で書かせていただきます。ここに書いてあることはあくまでも僕という一個人の考えに過ぎず、決して正解ではありません。ですが、少しでも理解、共感して頂ける部分がありましたら嬉しいです。

 

以下目次↓↓↓

 

 

まず、このTVアニメ「ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会は様々なキャラクターに焦点が当たりますが、僕はこの物語の主人公は高咲侑だと思っています。そしてこのアニメは高咲侑が1人の夢を持った人間に成長していく物語」だと考えています。

 

 

それを裏付けるものは

1.TVアニメ一期の終わり方

2.2期での彼女の成長

3.13話の侑もスクールアイドルであるという発言

 

主にこの3つです。

 

1期の終わり方

まずはTVアニメ1期の一連の流れとして同好会の各キャラクターの指針を明確にすると共に、高咲侑というキャラクターの確立があります。1期1話ではやりたいことがなかった侑が、同好会の活動を通じて音楽という夢を手に入れる。ざっくり言うとこんなストーリーです。

 

1期の最後では、侑が音楽科転入試験でピアノを弾こうとしてるシーンで終わっています。この後どうなったのかはこの時まだ分かりませんでしたが、ここで重要なのが「夢に向かって歩き始めた事」なんですよね。

 

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同好会のメンバーはそれぞれ心の中に「なりたい自分像」を持っている訳ですが、高咲侑は中盤までそれを持っていなかったんですよね。そして彼女の「音楽がやりたい」という具体的な夢になったのは1期9話だと考えてます。VIVID WORLDの披露で虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会を知らない大勢の人が盛り上がっている、この観客たちの姿を見て「音楽ってこんなにも人を魅了できる素晴らしいものなんだ!」と感じ、本気で夢に向かう決意が出来たのでは無いでしょうか。

 

3話の時点でCHASE!のメロディーを探してた時点である程度ぼんやりとはやりたいと思っていて、具体的に方向が定まったのが9話であると考えてます。

 

2期での彼女の成長

彼女が2期で音楽科に転科してからというもの、これまで音楽に全くと言っていいほど触れてこなかった侑は小テストで赤点を取って歩夢から心配されてます。ミアにもその実力の無さからベイビーちゃん呼ばわりされてました。そんな彼女に与えられた課題が「自分で曲を1つ作る」というものです。

 

1期13話で「夢がここから始まるよ」のイントロまでは作曲している描写がありますが、その先まで作りきったのかは不明です。そういった意味でも高咲侑も夢を追いかける少女であることを証明する為の儀礼が必要です。

 

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2期3話で苦悩の末、彼女は自分自身の曲として「NEO SKY NEO MAP」を完成させ、ピアノで弾いてみせました。あの特殊エンディングは本当に驚きましたが、彼女が自分で作り、自分で全部弾き切ったことにとても感動しました。趣旨はズレますが、同時にこれはこちら側へのメッセージとも捉えられると思います。

 

それから侑を象徴するエピソードとしてもう一つ、2期8話「虹が始まる場所-TOKIMEKI Runners-」が上がります。ここではスクールアイドルフェスティバル最終日、侑が同好会の9人のため、同時にスクールアイドルフェスティバルの大トリを飾る曲としてTOKIMEKI Runnersを完成させるまでの苦悩のエピソードです。この話では、TOKIMEKI Runnersを披露する際に侑が客席後方でピアノを弾き始める事で曲が始まるんですよね。元々は虹ヶ咲3rdライブで矢野妃菜喜さんが「夢がここから始まるよ」のイントロをアリーナ後方からピアノで弾いたというシーンが元ネタだとは思いますが、それを作中8話でやったのは、高咲侑というキャラクターを語る上では逃せないポイントです。

 

ここで挿入歌にTOKIMEKI Runnersを持ってくるのってとても意味があることで、侑もまたトキメキを追いかける1人の人間であることの象徴であり、夢を持った少女であることを示す明確な答えに近いものだと考えています。侑もスクールアイドル同好会のメンバーであることと彼女自身、歌って踊りはしないけど、後述する侑もスクールアイドルであることの証明なんだと思います。

 

13話の侑もスクールアイドルであるという発言

前述の「侑がスクールアイドル同好会の一員である」ということが証明された事で、2期13話の侑もスクールアイドルだよという発言に繋がります。

 

虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会はソロアイドルであり、特定の形や概念に縛られない自由な発想が売りという一面があります。これは侑もまた例外ではありません。スクールアイドルであるという発言で「歌って踊ることがスクールアイドル」となっていますが、侑への「侑ちゃんもスクールアイドルなんだよ」はある種、虹ヶ咲が今まで行ってきたものと同じ、スクールアイドルに対する固定概念を取っ払うための発言です。

 

アイドル

アイドルは、英語の「idol」(偶像、 崇拝される人や物)から転じて、人気者の意となり、現在では「熱狂的なファンを持つ若い歌手、俳優、タレント」などをいう。

(出典:wikipedia)

 

そもそもアイドルという言葉の元の意味は「偶像」で、簡単に訳しちゃうと信仰の対象という意味です。信仰の対象って難しそうに聴こえますよね。でもこれ実際に僕たちの身近にあるもので例えられるんですよ。

 

そう、「推し」です。

 

信仰の意味は「自分にとって究極的な価値や意味をもっている対象と全人格的な関係をもち、その対象に無条件に依存し献身する心的態度をいう」です。

 

この「対象に無条件に依存し献身する心的態度」の部分、推しに貢いだりしてるオタクには思い当たる節がありますね?(ただし無条件にという訳では無いので信憑性に欠けますが)

 

13話で侑宛の楽屋花が届いていて、そこに侑に向けたファンからのメッセージが書かれていましたね。

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これってあの世界に「高咲侑推し」が存在するということなんですよね。侑を推している人がいる、つまり、前述のようにスクールアイドルは特定の形、要は固定概念がないというのであれば、侑もまたスクールアイドルであるといえるのではないでしょうか。

 

また、それとは別の裏付けとして2期13話挿入歌である「Future Parade」にて、侑がステージでピアノを弾いている描写があります。

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これって観客からは多分見えてないと思うんですけど、スクールアイドルの1人としてステージに立ってる事の表れだと思います。

 

侑もTOKIMEKI Runners

8話で披露された「TOKIMEKI Runners」の歌詞は劇中では同好会のメンバーではなく、高咲侑が作詞しています。「TOKIMEKI Runners」自体は虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会の1stアルバムに収録された初めての全員曲、アニガサキですが、この歌詞まで高咲侑が作ったというのが驚きです。また、歌詞をよくよく読んでみると、今までの侑に重なる部分が多く見受けられます。今回は一部を抜粋して紐解いていこうと思います。

 

生まれたのはトキメキ 惹かれたのは輝き

あの日から変わり始めた世界

 

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侑は優木せつ菜という輝きを見て、今まで感じなかったトキメキが生まれました。この日がいうなれば高咲侑のターニングポイントです。ここから侑の日常、彼女の中にある世界が変わり始めていきました。

 

見てるだけじゃ足りない カラダ動かして

できることないか 探してみようよここで

 

スクールアイドルに触れていく中で見ているだけじゃ足りない、自分の中に生まれたキモチを自分自身で表現したい!そういった侑の気持ちを形にできる何かを「虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会」を通して探していく、その結果得た夢は「作曲」の道でした。

 

ここから先は割愛してしまいますが、高咲侑がこの歌詞を考えたんだなって思える言葉がいくつもあるのがこの「TOKIMEKI Runners」の凄いところです。2期8話の最後に映される歌詞ノートで「夢がここから始まるよ」の隣に書かれていたこと、その歌詞は同好会のメンバーカラーで書かれていたのがわかります。

 

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ちゃんとフォントも一行ずつ違うんですよね。この横に描かれているのが侑も夢を追いかける「TOKIMEKI Runners」なんだなと思います。

 

 

高咲侑の「本質」って?

前述した「1期の終わり方」「2期での彼女の成長」「13話の侑もスクールアイドルであるという発言」「侑もTOKIMEKI Runners」の4つの条件を踏まえて改めて高咲侑に対する僕なりの解釈は「高咲侑はアニメ世界の「あなた」の一人で、スクールアイドルからもらったトキメキという気持ちを楽曲と自分の行動で表現できる人間」です。

 

これはすごいこじつけなんですけど、夢がない=無の状態から、夢が生まれて走り出していく=有の状態、この”有の状態”こそがTVアニメを通して作られた高咲侑の「本質」なんじゃないかなと考えています。元々侑の名前ってファン公募で決まったものなんですけど、その由来が各字に存在しています。

 

高:ラブライブ!シリーズ主人公の名前に入っている伝統の「高坂」「高海」からの「高」

咲:虹ヶ咲学園の「咲」

侑:スクスタにおける「あなた」があなた→YOU→侑と変化したもの

 

それぞれの由来が上記のやつなんですが、TVアニメの物語を通して、侑はスクスタの「あなた」の概念から逸脱した1人のキャラクターになりました。それはTVアニメオフィシャルBOOKで語られています。

 

 ”ボクらはファンとしてアイドルに元気をもらっていますが、キャストさんに話を聞くと、やっぱりファンの方にすごく励まされると言います。アイドルってどういう存在だろうと考えると、第13話のようにファンとアイドルがお互いに力をもらい合う、分け与え合うものなんじゃないかと思いました。

 大げさな言い方ですが、ボク自身がアニメを作る理由は、見ている方に希望を与えたいからです。アイドルを応援することで元気をもらい、そこから自分自身が一歩踏み出すことが出来たらステキだね、というアニメを目指しました。TVアニメ虹ヶ咲で侑やスクールアイドルたちの姿を見て、本当に何でもいいので、何か新しいことを始めてもらえたらうれしいですね。結果的に侑は音楽を始めたことで視聴者の皆さんと同一ではなくなりましたが、TVアニメを見ているみなさんもまた、自分ならではの一歩を踏み出している――。そうやって侑と一緒に成長していけたら、ステキだなと思っています”

(出典:ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 TVアニメオフィシャルBOOK 95P 河村智之監督インタビューより)   

 

侑というキャラクターが最初どういうものか曖昧にされていたからこそ、TVアニメを通してリアルタイムに成長していく高咲侑が見れたのかなと思います。

 

侑が向ける「あなた」たちへのメッセージ

メタ的な話ですが、侑からこちら側に向けられるものって幾つもあって、それは侑というキャラクターの元々のモチーフがこちら側の人間のトレースである「あなた」だったからなんですよね。だからこそ「あなた」という存在のひとつの可能性でもあるんじゃないかなと強く思います。無数に存在する「あなた」という人物の物語の形のひとつが高咲侑という概念であり存在だと認識しています。

 

TVアニメ2期ではこちら側へのメッセージが要所にあり、一番わかりやすいのは2期13話の最後のセリフである「次はあなたの番!」です。

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このTVアニメの物語自体が侑たちスクールアイドル同好会の活動ドキュメントであり、成長記録なんですよね。侑の場合は「夢を見つけて走り出していく物語」であり、それを全て見た上での「次はあなたの番!」という締め方には拍手喝采、ストーリー構成が上手すぎて言葉になりませんでした。

 

また、ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会3rd Live! School Idol Festival~夢の始まり~」のアンコール幕間映像においても、似たようなメッセージが流れていました。

 

「夢を追いかけている人を応援したい。応援すると楽しい。もっともっと応援したい!そんな風に思っていたら、いつの間にか、私の中にも夢が生まれてました!今はまだ小さな夢を大事に育てていきたい。その夢を抱いてもっともっと毎日ときめいていたい!私と同じ、スクールアイドルが大好きでたまらない”あなた”もときめいていこう、一緒に!!」

by 高咲侑

 

これが一番最初の明確なメッセージです。

 

話が脱線しますが、あくまでも僕の妄想ですが「Hurray Hurray」って作曲したのは高咲侑だと思うんですよね。明確な裏付けが難しいのですが、この曲が出た2021年当時は「同好会のメンバーが夢に向かって歩き出した侑を応援する曲」だと思ってました。今でもここは変わらないと思っています。しかし、2期13話の侑の「次はあなたの番!」の言葉のように、夢を追いかけ続ける侑からこちら側へのメッセージでもあるんじゃないかって思うんですよね。

 

最後に

さて、つまらない文章だったとは思いますが、ここまで読んでいただきありがとうございます!!

 

アニガサキの様々なシーンを元に、僕の思う「高咲侑」を書かせていただきました。

 

多分皆さんが思い描いていた高咲侑の記事とはかけ離れた内容になっていたと思います。あのシーンのこの場面は彼女こういう考えで〜とかでは無いもの、あくまでアニガサキ全体を見て、僕が感じた高咲侑を語りまくってるみたいになっています。また、僕は残念ながらスクスタリタイア組(ゲーム苦手で30章で止まってしまった)なので、「あなた」というワードには触れつつも、高咲侑とスクスタのあなたの違いにはあえて触れていませんでした。そういった意味では皆さんの求めてた考察記事ではなかったと思います。

 

それでも今の彼女に対する気持ちを誰かに伝えたい!色んな人と「高咲侑」を共有したいと思い、今回の記事を書くに至りました。

 

高咲侑という少女は何も持たない、ただの普通の女子高生として生まれました。そこから優木せつ菜に触れ、スクールアイドルを知り、その時感じた「ときめき」から彼女の夢は始まっていきました。2期12話で作曲コンクールへの参加を決意、自分の夢をこれからの夢を叶えるための道に進みました。

 

彼女を紐解くにあたり、TVアニメオフィシャルBOOKやRainbow Daysを読み返しました。その中で、彼女を表す言葉を見つけました。TVアニメオフィシャルBOOKの帯に書いてある

 

「"ときめき"から夢は始まる!」

 

 

 

 

 

 

 

....もうまんま高咲侑じゃんこれ!!!!!

 

また、このTVアニメ「ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会」って、ラブライブとは銘打ってますが、作中でラブライブには出ていないんですよね。

 

作中の侑たちが加入する前の旧同好会時代にせつ菜たちはラブライブを目指してスクールアイドル活動をしていたわけですが、もしも1期3話で侑が「だったらラブライブなんか出なくていい!」と発言しなかったら、そもそもスクールアイドルフェスティバルが生まれることがなかったと思うんです。

 

スクールアイドルフェスティバルがないってことはランジュやミア、栞子がスクールアイドル同好会に入ることもなかった。このTVアニメの物語自体が無かったことになっちゃうと思うんです。

 

だからこそ、高咲侑と一緒に駆け抜けたTVアニメが大好きだし、この物語を大事にしていきたいなって思います。

 

 

これ以上長くなってもあれなので、最後に一言載せて文章を締めさせていただきたいと思います。

 

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「行こう、明日へ!!」

 

 

 

あとがき

この記事を投稿するにあたって、5thが当たってからどこかで投稿しようとしていましたがColorful Dreams Colorful Smiles公演が最後の抽選にもつれ込んでもひとつも当たらず、Next TOKIMEKI公演の二次抽選でようやくチケットを手に出来ました。このタイミングでの投稿はそういう意味ですって事だけ書かせてください。待ちに待った5thライブ、最高に楽しんで、心がトキメキで溢れるものにしましょう!!